今日の学習&暗号解読#10/31高2

今日の学習

今日は数学を中心に勉強しました。やさ理と1対1と2次曲線の復習です。1対1は簡単に感じたので、少し見る程度にしました。2次曲線は東大に出にくいと思って軽視してましたが、どんな分野でも穴をなくそうと思い、復習することにしました。aeがなぜ焦点になるのか、曲線の回転移動がなぜあの式になっているのか、など、しっかり導出の部分まで抑えました。やさ理は最近演習問題を初見で解けるか解けないかの瀬戸際レベルまで達してきたので、積極的に演習してます。例題はたまに見る感じです。

ところで、今日はおすすめの本として、「暗号解読」を紹介したいと思います。

この本はその名の通り暗号解読に関する本で、暗号の歴史が主になってるんですが、めっちゃ面白いです。

何がいいって、暗号製作者と暗号解読者との攻防が激アツなんです。「は?こんな暗号絶対破れないだろ」と思ったものでも、自分には思いもよらない方法で解いていっちゃうのが、めちゃカッコいいですね。

例えば、単一換字式暗号と呼ばれる、暗号の歴史のごく初期に作られたものも、「なるほど」と思えるような方法で解けちゃってます。

単一換字式暗号は一つ一つの文字を他の文字に変換していく暗号で、「aはgに、bはyに、cはrに、、、」というように変換のルールをあらかじめ決めておいて、それに従って暗号化、解読、していくようになってます。

これ、解けると思いますか?僕が初めに読んだときはかなり難しいと思いました。できると思う方は方法を知る前に以下の文を平文に直してみましょう(方法を知ったあとでもいいよ)。平文は英語で、著作権切れのある小説からとってきてます。

Vk Rjubxklp Jkxwur rju nr cxzcar VJU zkwco. N jciu ruxmkw jucbm jnw wuovnko jub somub coa kvjub ocwu. No jnr uaur rju ulxndrur com dbumkwnocvur vju zjkxu kt jub ruf. Nv zcr okv vjcv ju tuxv coa uwkvnko cpno vk xkiu tkb Nbuou Cmxub. Cxx uwkvnkor, com vjcv kou dcbvnlsxcbxa, zubu chjkbbuov vk jnr lkxm, dbulnru hsv cmwnbchxa hcxcolum wnom. Ju zcr, N vcpu nv, vju wkrv dubtulv bucrkonoq com khrubinoq wcljnou vjcv vju zkbxm jcr ruuo, hsv cr c xkiub ju zksxm jciu dxclum jnwruxt no c tcxru dkrnvnko. Ju ouiub rdkpu kt vju rktvub dcrrnkor, rciu znvj c qnhu com c rouub. Vjua zubu cmwnbchxu vjnoqr tkb vju khrubiub–ufluxxuov tkb mbcznoq vju iunx tbkw wuo’r wkvniur com clvnkor. Hsv tkb vju vbcnoum vucrkoub vk cmwnv rslj novbsrnkor novk jnr kzo muxnlcvu com tnouxa cmysrvum vuwdubcwuov zcr vk novbkmslu c mnrvbclvnoq tclvkb zjnlj wnqjv vjbkz c mkshv sdko cxx jnr wuovcx bursxvr. Qbnv no c ruornvniu norvbswuov, kb c lbclp no kou kt jnr kzo jnqj-dkzub xuorur, zksxm okv hu wkbu mnrvsbhnoq vjco c rvbkoq uwkvnko no c ocvsbu rslj cr jnr. Com auv vjubu zcr hsv kou zkwco vk jnw, com vjcv zkwco zcr vju xcvu Nbuou Cmxub, kt mshnksr com esurvnkochxu wuwkba.

これは空白やピリオド、大文字小文字のヒントがありますが、それらをなくした場合、かなりキツイとみなさん思うはずです。

が、解く方法があります。

それは、文字の出現頻度をもとに推測する、という方法です。

英語の文字には、出現頻度の低い文字、高い文字、というのがあり、高いものはe,t,aなどがあります。それらをもとに暗号文のそれぞれの文字の出現頻度との対応を考え、解いていく感じです。

が、そのように暗号解読者が解けるようになっていくと、さらに難しい暗号が出てくるんですね。上記の文にまったく意味のない文字を入れて混乱させたり、多表式換字というような、変換方式が変わっていくものがあったり、まあ、いろいろとあるんですよ。最後の方にはエニグマや、みなさんおなじみRSA暗号も出てきます。

そういった暗号がどう解かれていったか、というのが非常に面白く、たしか一気読みしました。読み終わったあとは暗号を解いてみたいという衝動に駆られ、巻末についていた単一換字式暗号(先ほどの問題のようなやつ)を頑張って解いてましたね。

ということで、おすすめですのでぜひとも読んでみてください。そして暗号解読に挑戦しましょう。ちなみに上記の暗号の解答はあえて言わないことにします。暗号を解きたくなったら解いてみてください(ツールを使えば一瞬でできることは内緒です)。

ところで、昨日のアンケートで本を普段どれくらい読むか聞いたところ、「本の定義に参考書が入るのなら毎日」に二票入るという結果になりました。

本の定義ですか。。意表を突かれました。この「毎日」というのも本の冊数には言及してないから1年に365冊ということにはならないので、僕は何も言うことができません。定義って大事だなー。

ところで、この記事はなんと、記念すべき、

150記事目です。

やったー。イェーイ。ヒャッハー。

いつもならここで記念として何かをやるのですが、今回は何も決めてませんでした。

なので、アンケート。

150記事記念に何をやってほしい?
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授業中、一生懸命聞いているように見える学生は、必ずしも内容を理解していない。なぜならば、彼らのエネルギーは「聞いている」というポーズをつくることに集中されてしまうからである

ジャン=ポール・サルトル

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