「月刊 大学への数学」は難しい←間違いです

数学

「大学への数学」という大学受験生向けの月刊誌は、よく難しいとか言われています。

が、

「難しい」の一言で片づけてしまうのは大間違いです。

なぜなら、基本事項から確認しているページがちゃんとあるからです。しかも、簡単な問題(大数におけるA問題)だけを集めた演習ページだってあります。

一般的に言われている「難しい」という言葉は、「学力コンテスト」や「宿題」といったものを指しているのであって、それ以外に関しては「難しい」という言葉は全くあてはまりません。

「難しい」どころか、初心者にこそ読んでもらいたい内容になっているのです。

ということで、ここからは「大学への数学」がいかに素晴らしく、恐れる必要のない雑誌であるかを語っていこうと思います。

ちなみに参考までに、僕は2年間分の大学への数学を持っています。

特集がすごい

大学への数学は、毎月テーマが決められていて、そのテーマに沿って特集という形で講義と演習があります。例えば6月はベクトル、11月は確率、みたいな感じです。

そしてその講義と演習がすごいんです。

まず講義ですが、

めちゃくちゃためになります。

雑誌であるからか、テーマのとらえ方が独特なんです。解と係数の関係をKKKと言う生徒がいました、とか、内積はスクリーン、とか、二人の生徒の会話形式で講義が進んでいたりとか。まあ、面白いですよ。講義の部分に限りませんが、他の参考書では絶対書いていないだろうなという内容がけっこうあります。

それに、その分野のまとめ方が参考書と違っていたりして、基本事項の整理などにも良いです。

そして演習ですが、

ステップバイステップで、とても進めやすいです。

演習は、「ベーシック演習」「スタンダード演習」「日日の演習」の三つにわかれて、この順に難易度が上がっていきます。

難易度はそれぞれ、大数でいうところの、A問題、B問題、C問題とだいたいなっていて、自分のレベルにあったところから順番にレベルアップしていけます。

しかも、その問題たちがその年に実際に出された入試問題なので、緊張感をもって臨めます。

数学アラカルト、インタビューがすごい

数学アラカルトという、数学にまつわる4ページくらいにわたるコラムのようなものがあります。内容は、高校数学から一歩踏み込んでいったようなもので、大学の範囲に入っているように見えるものもあります。

そしてこういったコラム的なものが、化学や物理でもたまにあったりして、なかなか面白いです。化学や物理に興味ある人は楽しく読めるのではないかと思います。

あと、インタビューがすごいです。大学の教授とかがおい立ちから専攻分野のことまで、さまざまなことに答えています。やっぱり教授にもなるような人なので、ためになる話があったりします。

読者OBの受験体験記がすごい

大数読者のOBが受験体験記を書いているページがあり、受験勉強の参考になります。

書いている人は東大、京大、医学部、などの難関を突破した人や、中には数学オリンピックメダリストもいて、レベルは高いです。

文量的にもそこそこあるので、けっこう有益です。

読者の接点がすごい

読者の接点という読者がつながる広場のようなページがあり、そこに投稿してあることが、ウケ狙いとかうまいことを言おうとしている人もいて、面白くなっています。

数学のためになることを言っている人もいて、極限の有名公式の証明に循環論法が含まれていると言われているそう、といった感じのことがあったりします。

宿題と学力コンテストがすごすぎる

宿題と学力コンテスト、これに関しては「難しい」と言って何の間違いもありません。

これに応募して好成績をとった人の名前がずらりと並んでいて、その人たちのレベルは相当高いものになっています。

僕は一度も応募したことがありませんが、毎月解き続けると、忍耐力などがつくそうなので、数学が得意な方は一度応募してみてはいかがでしょうか。

最後に

大学への数学は、個人的には大学受験数学書の中で一番良質なものだと思っています。

初心者から上級者まで幅広く対応できるので、ぜひとも書店で確認、購入してみてください。

ただ、高校の範囲を一度も勉強したこともないような人には厳しいかもしれないので、そういった方は一度他で勉強したうえで使ってみるといいでしょう。

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